ギャルの会社DE性社員（ネタバレ含む）

岩島則夫は43歳、就職難時代に社会に出て、そこから非正規とアルバイトで食いつないできて20年。たまたまインターネットで社員募集をしていた会社を見かけ、ダメ元で履歴書を送ったら採用される。しかしそこはギャルの女子大生が大学のオフィスで起業したアダルトグッズの企画制作会社だった。当然そこでは普通の正社員生活なんて送れるはずもなく・・・

表紙カラー1ページ
本編モノクロ50ページ
全51ページ

年齢が近いだけに悲しい気持ちにもなりました

作品としては絵柄も丁寧ですし、ギャル好きな私としては登場をしている女性の下着とかもツボにはまり、お！と思えたのですが、途中途中で登場をしているギャルの年齢が近い男性への言葉の中に、おっさんは加齢臭がする！とか出てきて、うーん。。とやるせない気持ちになりました。

正確に言えば、40代で発する匂いは加齢臭ではなくミドル臭と言われているもので、これは男性女性関係なく出ます。発生元は耳の裏側で、加齢臭の場合には、首の裏側になりますので、耳の裏側を丹念にお風呂に入ったら洗っている私の場合には、ミドル臭は、ほとんど出ていないはず！と思いながら読ませて頂きました。この辺り、分かっていない人も多いみたいで、年齢が近い女性とセックスをする時に耳の裏側を舐めるのですが、そんなに悪くないぜ！ミドル臭！と思いました。

今作は氷河期世代がようやく手に入れた正社員としての職場がエロエロなブラック企業でした。と言う話になるのですが、セックスシーンは豊富にありますし、実用的な感じの作品となっているので、自分の中ではギャルのセリフにぐさりときたものの、その点を差し引いて考えると良い作品になっていると思います。

フリーダムプロフェットさんが書いている作品となるのですが、別の作品についても、読んでみたい気持ちにはなりましたね。機会があれば。と言う形になりますが、絵柄は好みのベクトルでした。フルカラー作品ではないのが、ちょっと惜しいかな。と言う気持ちが残りましたが、その辺りは作品が良かったからこそ、残る感情でしたね。